おはよう、こんにちは、こんばんは!
エニです(*´ω`*)
最近は少し暖かいですが、これから冬本番になってくると思います。
みなさんも風邪には気をつけて下さいね!!
さて、今回は冬に合った薬膳料理をご紹介します。
まず、ご紹介する前に冬に引いてしまう冬風の特徴をお話しします。
冬風邪の特徴
冬は気温が下がり寒さによる邪気(寒邪)が体を襲います。
寒は陰に属しており、体内に入ると体を保護している陽の気を傷つけて症状を
出します。よく見られる症状は悪寒や冷え、下痢などがあげられます。
陰と陽に関してはこちらをご覧ください。
寒くなると体が縮こまって動きたくなるように体内の血も同じように活動が
鈍くなります。
こうなると血が十分に行き渡らない事で頭痛や 節々の痛み、胃痛などの症状が現れます。
このような事態が起こったにもかかわらず、そのまま放置しておくと症状が悪化し高血圧や脳血管疾患、心疾患、気管支炎などの発病が高くなってきます。
こんな時は辛い物で体で暖かくして体の表面に溜まった邪気を払う温性、辛味に特化
した発汗作用が強い物(生姜、白葱、パクチー、しそ)などが役に立ちます。
ではこの時期の薬膳料理をご紹介します。
大葉粥
材料 米80g 大葉3枚 生姜薄切り3枚 塩、胡椒
この時期に最も効く簡単な薬膳料理はこの大葉粥だと思います。
普通のお粥の上に千切りにした大葉と生姜を乗せて2〜3分蒸らして塩、胡椒で
味付けして出来上がりです。
簡単ではあるんですがちゃんと漢方しての効能はあります。
大葉と生姜は『辛、温』の性能持っており、発汗作用をもたらします。
またお粥にすることで消化に優しく、炭水化物を取る事で熱エネルギーとなる
糖を摂取できます。
鶏肉粥
材料 米80g 鶏ガラ2分の1羽 紹興酒大さじ1杯 生姜10g 葱10g 香草1束 醤油、塩
胡椒
①葱と生姜をぶつ切りに、香草をみじん切りにします。
②1ℓの水に鶏ガラ、生姜、葱、醤油を入れてスープを作ります。
③最初は強火、沸騰したら弱火にして30分
④これを濾してお粥のスープにします。
⑤先程のスープでお粥を作り、出来上がる前に紹興酒を入れて予熱で
2〜3分蒸らします。
⑥最後に塩、胡椒で味を付け、香草を乗っけて完成です。
鶏肉には陽の気を活性化させる効能があり、『辛、温』の効能を持つ生姜、葱、香草
酒も合わさって『気虚』の対策に役立ってくれます。
気虚についてはこちらから。
いかがでしたか??
やはり、この時期は体を温めるものが良いですね!
鍋も食材を選んでしたら良い薬膳になります。
今回はここまでです。
読んで頂きありがとうございます。
また次回の動画でお会いしましょう。
エニでした(*´ー`*)
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